Blogブログ

Natsumi

2022.06.20

人生の1ページ

 

皆様いかがお過ごしでしょうか?

こちらは、梅雨に入りどんよりした日々に突入いたしました。

ですが雨も、降らなくでは困る存在。少し見方を変えてこの梅雨時期を乗り切りましょう!

 

 

 

ところで皆様にもっと私のことを知ってもらう為に、お話しできる範囲のNATSUMI半生を

このブログで綴らせていただこうと思います。

 

私は裕福な家庭に生まれる予定でした・・・なんて話はなくごくごく普通の家庭に生まれました。

父は、仕事一筋魚屋さん。母は、どちらかというと世間知らずの箱入り娘でした。

そんな2人が出会い、結婚し私には2つ上の姉がいます。

父、母、姉3人はそっくり、なぜか私だけ似てない4人家族で育ちました。

 

幼少期、幼稚園で転校してきた子と仲良くなりそんな頃から自分の中で劣等感を覚えたように思います。

その幼馴染の子は家庭が裕福でその当時最新のナナちゃん人形をたくさん持っておりお家に遊びに行くたびにお人形遊びをさせてもらっていました。

盛大に開かれるお誕生日会や、習い事その当時の幼心でも羨ましく思っていました。

その一方で私は姉のお下がりが当たり前でした。

そんな劣等感を持ちながらもすくすく、ぷくぷく育ち学生時代が過ぎようとした頃

高校3年生の時、友人の紹介で元旦那さんに出会うことになりました。

 

私は活発のように見られがちではありますが、意外にも人見知り。なかなか男性とお付き合いと言っても

ちゃんとお付き合いした経験もそんなになかったので1つ上の元旦那さんに憧れ惹かれました。

出会った時の直感はこの人いいかも・・・くらいで、車に乗ってるしお金持ちそう〜

そんな高校生らしい妄想のような楽観的に考え惹かれてしまったのかもしれません。

付き合い始めてから、どこか違和感を感じることがいくつもあり、けどその時は「恋は盲目」人の話なんか耳に入りもしませんでした。

 

 

私が幼い頃、歌手の安室奈美恵さんが20歳で結婚妊娠というニュースが飛び込んできた時

なぜか私も安室ちゃんのようの20歳で結婚するんだと勝手に思い込み憧れていました。

なので元旦那さんとは18歳で出会ってからこの人と結婚すると勝手に決めていました。

19歳から1年半同棲をし、来年結婚しようと話をしていた頃妊娠が発覚しました。

 

今思えば、すごい子供っぽいと思いますが当時はおませちゃんで早くも大人になっている気でいたのかもしれません。

この同棲期間中、何度も元旦那さんに違和感を感じていたものの目を伏せて信じようとしていた自分がいました。

あの時ちゃんと向き合っていたらと考えるとどんな20代を過ごしていたのでしょうか?

 

そんな中、両家顔合わせのとき事件は起きたのです。

 

元旦那さんのお父様は数年前に病気で他界されており、お母様お一人、そしてお兄さんとお姉さんがいると聞いておりました。私が聞いていた話だと兄弟はすでに結婚されておりお孫さんも2人いると伺っていました。

家族構成やら聞いていた話を私も両親に話しており初めての両家顔合わせを緊張しながら迎えました。

 

顔合わせの中、母が義理母に「お兄さんお姉さんは結婚されてお孫さんもお見えで安心しました。

うちは長女より先に結婚することになり全てが初めてなのでいろいろご迷惑おかけしますけど・・・」の

ような話をしたら。

義理母は「え?うちも初めての結婚で初孫なのでこちらこそ・・・」みたいな話が続いた。

私、父、母はキョトンとしていましたが、両親は気を利かせ話を合わせてその場を乗り切りました。

 

 

 

きっとその後の話も嘘がどんどんあぶり出され私の目の前にいる人は誰なの?とまで思うような嘘・・・

私はその先の話はほとんど耳に入ってこず・・・・・・・ただただ時間が過ぎ・・・・・・

妊娠初期のつわりもひどくはあったものの、それよりもこの場から逃げたしたい誰か救い出して欲しい、

そんな想いに何度も何度もトイレに行く始末。私はどうしたらいいんだろう・・・

 

21歳の私にはどうすることもできずただただ虚しさと恐怖、そして不安に駆られました。

なんとか両家顔合わせがお開きになりお互い両親と帰宅することになりました。

 

車に乗り込み、私は両親にこの日はじめて口を開きました。

 

私「あのさ、私このまま結婚して大丈夫かな・・・?」

父「お前の人生だからお前の好きなようにしろ。」とだけ

母「じゃなんでこうなる前に子供作るのよ!責任取りなさい」(怒り)と言われ私は

責任を取る=(イコール)我慢して結婚しなさいと捉え覚悟を決めました。

あの時少しの勇気と親の支えがあったとしたら違う選択肢をしていたかもしれません。

一人で子供を育てるという選択肢、子供を諦めるという選択肢、

もし、あの時あの場で両親が相手に怒ってくれていたとしたら・・・

他にも幾つも選択肢はあったのかもしれない。それは今でも何が正解だったのかわからない。

けど覚悟を決めた私を見て、両親は元旦那さんに「もう嘘はないか?これからは2人は夫婦になって私たちは家族になるんだからこの先嘘はなし。ちゃんと2人で話し合いながらやっていきなさい。」と話をしてくれた。

その時の元旦那さんは「もう嘘はつきません。○○○に信じてもらえるように一からがんばります。」と言っていた。

その言葉にもう一度だけ信じてみよう。赤ちゃんも産まれて父親になるんだし、きっと大丈夫、信じよう。

そう信じたい、自分がいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

が、

この先の結婚生活10年間、元旦那さんの嘘という、もう病気みたいな嘘は決して治ることはなかった。

 

今日はこんなところまで。私の20代焦がれにこがれた結婚生活はこんな風に駆け足からはじまりました。

今後のびっくりするような結婚生活はまた次の機会に・・・・

 

 

 

 

今日という日が皆様にとって素晴らしい一日になることを願って…

 

 

 

                            なつ美