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Natsumi
2021.11.30
不妊治療からわたしは永遠ダイエッター
日本の少子化の現状は今。
1970年代半ばから日本では少子化現象が続いています。
既に40年以上、少子化が続いている日本の現状は非常に深刻な状況と言わざるを得ません。
晩婚化などで不妊に悩む男女が増え、5.5組に1組の夫婦が経験しているといわれる不妊治療。
わたしもその中の一人でした。
わたしは24歳ごろ二人目不妊で悩んでおり約3年間病院に通ってました。
はじめはタイミング法から始まりました。まだ年齢も若かったこともありそのうち
赤ちゃんは来てくれるものだと考えていました。
当時旦那さんとは完全にセックスレス。母親になってからは女としてみてもらえていませんでした。
ですが、その時お互いに二人目を望んでおり治療にも割と積極的だったように思います。
検査し、さほど問題もなく妊娠しやすいように次は薬物療法に取りかかりました。
この頃からぶくぶく太り始めたようのに思います。
一人目の息子は自然に妊娠しており、もちろん望んだ妊娠でした。
息子に手がかからなくなりはじめた頃二人目を意識し始めました。
周りの目も、「二人目はまだなの?」などと言われ心ない言葉に辛かったです。
ですが周りにセックスレスの現状もこのように不妊治療を受けているとも話をせず、周りと距離をとり
協力してくれてたはずの夫とも心と身体の距離があったように思います。
それからタイミング、薬物療法が断念で終わりその頃に病院を変えることにしました。
次の病院でも一通り検査もし以前の経過、現状も話またタイミング法を
望むよりステップアップすることを希望ました。
そこからの負の連鎖といいますか、今思えば子供を手放した経験の次に
とても辛く長い2年間を過ごしたように思います。
わたしのメンタルはどん底。地元の友人は結婚、出産し始め、中には早々に二人目を出産する子も出てくる始末。
友人の二人目出産時、陣痛の中赤富士の絵を描いてくれてもらったり、
鍼灸院、YOSA,サプリメント、食事、いろんな妊娠にいいということをやってはみたもののどれもダメでした。
なにより21歳で結婚してしまった結果社会からも自分だけ孤立していたように思います。
そして、望みをかけて人工授精に踏み切りました。
1回目ダメ…泣く 4回目ダメ……泣く
合計7回チャレンジしましたが、全くダメでした。
治療のたび期待し、そして落ち込む…っと負の連鎖は止まりませんでした。
人口受精は、30歳未満では8.6%と効率に妊娠しています。それでも妊娠できず当時は
夫も若かったので低所得。お金と心がどんどん擦り減っていきとても辛かったです。
そんな中、病院の先生はステップアップを進め体外受精を進める始末。
そんなお金も病院へ通う頻度も多くなりとてもじゃないけど、わたしには無理でした。
なによりも心が続かなかった。
人工授精を7回チャレンジし一度も可能性もない現状、8回目もチャレンジする心がもたなかった。
息子も兄弟を望んでいた現状、申し訳ない気持ちともうこれ以上は心が無理、諦めるしかないと決意しました。
その時治療を辞めたら旦那さんとは自然にない以上子供ができるわけもなかったのです。
その頃のわたしの体型は、子供がお腹の中にいたMAXの62キロ。
人生でお腹に子供がいないのにMAX体重になっていました。
そして、一度体重を元に戻そうとそちらに目を向けるようになりました。
そこからわたしは永遠ダイエッターになったのです。
一度出産してる方はご存知かもしれませんが、お腹の皮はMAXの体重の時の大きさまでは伸びることを…
まずは、加圧トレーニングに週1・2回通いました。
食事制限もし、ファスティングもし3年かけて14キロ痩せることが出来ました。
ですが、食べるのが大好きなわたしには食事制限をやめた途端そりょ太ります。
それから日々、パーソナルトレーニングに通い現在4軒目。
ホットヨガ、ヨガ、マラソン、縄跳び、Youtube筋トレ、糖質制限…っと
なかなか結果は出ませんが、何が自分に合っているかそしてわたしに寄り添ってくれるトレーナーさんや
リンパマッサージのお姉さん。みなさんがいるからこそ今も楽しく続けられているのだと思います。
自分に何があっているのか必要運動は何か、それを誰とするかが長続きの重要なポイントだと思います。
30歳で離婚し息子と離れ離れを選択したわたしですが、今後の人生自分を大切にしようと決めています。
もちろん子供のいない人生を想像もしていませんでしたが、また再婚する予定もない現状。来年35歳になります。
もう妊娠はしないでしょう。
母親や、祖母、友人はまだあるでしょ〜といいますが、また自分が望んで妊娠できなかったら
きっとまたあの辛い想いをすると思うと、とても難しいことのように思います。
不妊治療は約10年前と変わり国は保険適用の拡大を表明しています。
なので経済面など治療を受ける人の負担が軽くなります。
これで、妊娠を望んでいるたくさんのご夫婦の希望になればわたしもすごく嬉しいです。
わたしには叶いませんでしたが、医療も進化しているはず。
体に負担がない治療法など女性のために進化し続けてほしいです。
何よりも不妊治療中は心のケア(メンタルケア)が何よりも大切です。
わたしもその時は相談することも弱みを見せることもできなかった。
それも負の連鎖のはじまりだったかもしれません。
そんな時こそ、カウンセリングを受けることをオススメします。
カウンセリングを受ける文化が日本にも浸透してくれることを願っています。
今後自分の子供を授かることもない現状、わたしには新しい夢が出来ました。
もちろん先ほどお話したカウンセリングの浸透もそうですが、今でも子供が大好きなので
子供に携わるお仕事がしたいです。
親にめぐなれなかったお子さんや、共働きの両親でおうちでひとりぼっちになっているお子さん。
そんなお子さんたちと「 子ども食堂 」を通じて接点を持ちたいと考えています。
楽しくみんなで食事して、会話して、親御さんのカウンセリングなど「 なないろ食堂 」が短なものになるよう
社会貢献したいと思っています。
いつか子どもと関われる環境を目指し今後も精進してまいります。
なないろハートフルセラピーではお一人おひとりの心に寄り添うカウンセリングを心がけています。
一人で抱え込まず、言葉にするだけでココロの整理整頓ができます。
不妊で悩んでいるお母さん一度お話ししてみませんか?
なないろの虹のようにあなたの心に架け橋を…
なつ美